おひさしぶり、春呼さん! あなたには、もっともっとたくさんの本をよんでもらいたいです☆ てことで、エーコ先生とジーン・ウルフ様をv
てなわけで、
特になんというわけでもないのですが、ひとつきほうちぷれいちうだったここを再開☆
春呼さんなのに、「春のお便り」をかいてない駄目な作者でごめんね><
そうそう、この春呼さん、えらそうに「少女文学者」なんですよねw
「一般に「女の子」とか「少女」というものにつきまとうイメージって「にぎやかさや華やかさ」や「インビ」てものがある、ということを知っている世界でわたしは生きている、わけなんですが、
かつて「少女」で「女の子」であった現実のわたしにはそれらをことごとく裏切る要素というものもシッカリ着実に備えていたわけで(といいつつ、わたし、会社ではピンクを積極的に着せられてたひとですけどね~ →~ぴんく☆P!NK☆ピンク~
http://h.hatena.ne.jp/florentine/299865882561468650)、
おとなしく「少女」として消費されるほど強くもないのです
といって、むろんのこと弱いだけでもない
「文学少女」だと、だって、お姉さま方の郷愁を誘い、ましてお兄さま方の気を引きすぎますでしょ?
語られる「客体」におさまっているのもつまんないし、語る「主体」にとどまるのもずいぶんと冒険心のないことだなっておもう
主客の顛倒、混在、融合、変容等を味わい尽くすのは愉しいです」
ただの少女でもなく、文学少女でもない、「少女文学者」ってなんだろう?
こたえは、春呼さんのお便りのなかにあるのかもしれない
ないのかもしれない
これも書簡体小説です
なんどもくりかえすようですが、小説というのはまず「書かれたものである」ていうふうにおもってて、まあこのへんは色々いえるんだけど、
ともかくわたし、
書簡体小説が好きなんですよね~
誰かが誰かに何かを語る、それを受けとめる相手がいる、もしくは誰かが受け止めてくれるかもしれないという「希望」をもって綴る、
それって、だって、
なんていうか、
とってもとっても幸福で、ほんとうの「幸運」ではないでしょうか?
そう、おもうのでした
さて、春呼さん、
わたしもムチャクチャ本を読む少女でしたが、
あなたには、もっともっとたくさんの本をよんでもらいたいです
「よく読むひとがよく書く!」ですよねーーーーー!!!
春呼さんに負けないように本をよむぞーーーーーー!!!!!
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おもいだした、それで!
誰か、あたまのいいかたへおねがい!
エーコ先生の『薔薇の名前』とジーン・ウルフの『新しい太陽の書』シリーズ、
この同時期に描かれ、ボルヘス愛に満ち溢れた書物を読み比べて批評してくださいまし~~~~~
(わたしは頭悪いので小説かいてるんですw
殊能先生いわく、
「バカが小説家になってもいいですけど、バカが批評家になっちゃいけませんっ!」
https://twitter.com/#!/m_shunou/status/5467038284
だから、小説家は頭悪くてもいいんですよ~)
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拷問者の影(新装版 新しい太陽の書1) (ハヤカワ文庫SF)
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『新しい太陽の書』のセヴェリアンもいっているように、
「実際、世の中のすべてのよきものの中で、人類が自分のものだと主張できるのは物語と音楽だけである」
だけは、たとえ彼が史上最高にして最強かつ最凶(恐ろしいことに、狂ではない)の騙り部であろうとも、それはまごうことなく真実なのである。
それは、ひとのもちうるもっともよきもの、愛すべきものなのだ。
「白状するが、わたしは物語が大好きだ」
「物語は宇宙の計画のなかでは実際に小さなものであるが、われわれ自身のものをもっとも愛さずにいることは難しい――少なくとも、わたしにとっては難しいことなのである」
で、す、よ、ねーーーーv